株式会社マイクロコンテンツは、学術書・専門書の電子書籍の利活用を促進させるために生まれた会社です。
グーテンベルクが活版印刷を発明してから500有余年が経ちました 。
電子書籍という新しい読書スタイルが入り始めてからは10年くらいでしょうか。特にここ2、3年は電子書籍ビューアの普及に伴い、電子書籍も格段に増えてきています。書籍・雑誌の電子化は、グーテンベルクの活版印刷発明に匹敵するような大変革です。紙の書籍・雑誌とは次元の異なる情報の利活用が可能になります。
電子書籍の利便性は、専門性の高い書籍でこそ大きく発揮されます。過去の時代から脈々と受け継がれてきた先人の叡智やプロフェッショナルが持つ最先端の知見を電子化によって今まで以上に多くの人に解放するわけですから。
ただ、残念ながらまだまだ学術書・専門書といった領域では、その利便性を十分に発揮できるほど電子化が進んでいません。
社名「マイクロコンテンツ」は、学術書・専門書の電子書籍普及のキーが、章や節といった細かい単位（マイクロコンテンツ）での利活用にあることから命名しました。マイクロコンテンツ単位での著作権管理を適切に行い、著作者、出版社に適切な利益が循環していくことで、良質な著作物が次々と生み出されていく知的創造サイクルの加速を実現すべく邁進して参ります。

　　　　　2017年1月吉日